こんにちは、アンダーソンです。
SalesCloudの試験で出題されていた問題から調べてみたのでまとめてみたいと思います。
想定ケース
考えられるケースとしては、ユーザが移動中に組織にログインしたものの、通信状況が悪かったりなどで、オフラインの時間が多くあったとした時にどのようにして、レコードにアクセスするかが問われていました。
基本的にモバイルユーザの想定をした問題ですが、そもそもSalesforceのレコードにオフラインでという考えがなかったのでなるほどって感じでした。
あくまでもSalesCloudの問題なので、Salesのためにできるソリューションを推進するのが試験問題の本題ですね。
さて実際に設定をみていきましょう。
オフラインでの操作の有効化
まず、設定メニューからオフライン設定にいきます。
- Salesforce for Android/iOS のキャッシュを有効化
こちらを有効化します。
これを有効化すると
- Salesforce for Android/iOS のオフライン作成、編集、削除を有効化
も出てきますので、これも有効化してしまいます。
実機で試してみました
では実際のiPhoneで確かめてみましょう。
まず、アプリの設定から、オフライン個人設定というのがありますので、
ここからオフラインで表示、編集などの操作をしたいオブジェクトを決めます。

この設定で一旦準備は完了です。
この後、オンラインで色々と操作をしたと仮定してオフラインに入る前にオフラインキャッシュを
行います。

これで準備完了です。
オフラインの状況を再現すべくLANを切って再度取引先のオブジェクトを開きます。

左上に注目です。オフライン状態ですが、最近の取引先にちゃんと表示がされています。
さらにレコードの詳細画面も開くことができました。
ここから編集をしてみたいと思います。

業種をアパレルから銀行に変えてみました。
真ん中の画像ではまだオフラインですが変更したよ的なマークがついています。
さらにオンラインに接続すると一瞬で保存がされるようです。
もちろんちゃんとコミットもされていたのでDBも書き換わっていました。
まとめ
Salesforceのモバイルアプリが今回のバージョンアップから更新されましたが
かなり使いやすいと感じました。
SalesCloudの試験では、モバイルユーザがオフラインでレコードを扱うようにするには
という問題が出ていたのでしっかり抑えましょう。
コメント