こんにちは、アンダーソンです。
この記事では、
これからSalesforceを導入しようかと思っている方や、
触り始めたのはいいけどSalesforceで何ができるのかがわからないという方に向けて
『Salesforceって一体なんなのか?』
という疑問が解決するように
解説しております。
Salesforceを理解するためにはまず3つの用語を知っておく必要があります。
- クラウドサービス
- CRM
- プラットフォーム
まずはこの3つから解説していきます。
では見ていきましょう。
Contents
クラウドサービスってなに?

クラウドとは『雲』を意味しており、インターネットに繋がっている環境であれば、
どこからでもその『雲』につないで同じサービスを受けることができる。
というサービスの事をクラウドサービスといいます。
『雲』の中にはサービスがあり、どこからでもそのサービスに接続する
ことができるということです。
ウィキペディアではさらに詳しく説明がありますので
気になる方は下記の引用をご覧ください。
クラウドコンピューティング(英: cloud computing)は、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である[1]。略してクラウドと呼ばれることも多く、cloud とは英語で「雲」を意味する。クラウドの世界的な普及でオンラインであれば必要な時に必要なサービスを受けられるようになり、あらゆる作業が効率化され、社会の創造性を高めることに成功した。
クラウドコンピューティング
Salesforceを知る上での重要なポイントは、クラウドサービスであると言うことです。
クラウドサービスを使っている身近な例でいくと、
Googleのスプレッドシートがわかりやすいのではないかと思います。
インターネット上に上がっているエクセルのようなファイルを、
自分のパソコンのストレージ(容量)を使う事なく、
そのシートに編集を加えたりすることができます。
さらにそのシートの編集を別の人が見てすぐに確認することもできます。
Salesforceは世界でもいち早くこのクラウドサービスを
取り入れて、世界中のあらゆる場所にいながらにして
Salesforceを使うことができる環境を整えてきました。
では、クラウドサービスを使うことはどのような点でメリットがあるのかを
ご紹介します。
- 自分のパソコンにアプリをインストールする必要がない
- インターネットにつながった環境であればどこからでも使用可能
- 今話題のリモートワークやテレワークでも問題なく使用できる
クラウドサービスは現在いろいろなサービスで使われています。
先ほどご紹介したGoogleのスプレッドシートや、
パソコンの容量をいっぱいにしたくないという方には
クラウド上に写真や動画を保存しておくと言ったサービスもあります。
意外に身近でクラウドサービスを利用しているかもしれませんね。
CRMってなにするもの?

CRMとは、Customer Relationship Managementの頭文字を取った略称です。
日本語で訳すと、
顧客関係管理ですが、一般的には顧客管理と呼ぶことが多いです。
ここでいう顧客管理は、
消費者の固有のニーズに合わせたサービスを提供するための経営コンセプトです。
例えば、顧客管理とは下記のような事をいいます。
- 営業マン単位で管理していた顧客情報を全てCRMサービス内で見ることができるようにする。
- ある一定の条件を満たした顧客には自動的にメールを配信など、
業務が簡略化される。 - 商談でのやりとりの履歴管理なども残しておくことができ、担当者でなくともその進捗を知ることができる。
Salesforceでは
大企業にありがちな大量生産、大量消費のサービス管理ではなく、
それを維持しながらも、顧客管理を徹底することで
細部にわたるサービスを提供することができます。
まさに顧客との関係を管理することに徹底したサービスを
提供しているのがSalesforceと言えます。
そもそもプラットフォームって?

プラットフォームはIT用語として、土台を意味します。
SalesforcePlatformというと、
Salesforceを動かすための土台ということです。
CRMのサービスを提供し、マーケティングからセールス、
顧客のフォローやアップセルなどをサポートし、
さらにそれらを自動化するツールを提供しているSalesforceを利用している
僕たちがSalesforcePlatformを利用しているということです。
結局、Salesforceってなんなんだろう?

Salesforceはクラウドサービスを利用した
CRM(Customer Relationship Management)
アプリケーションツールの一つです。
また、Salesforceでの説明を引用させていただくと下記のようになります。
Salesforce は、顧客に対するセールス、サービス、マーケティング、分析、つながりを促進するために設計されたカスタマーサクセスプラットフォームです。
Salesforce とは?
実は同じようなクラウドサービスを利用した、
CRMサービスは世の中にいくらでもあります。
- Zoho CRM
- SkyDesk
- ちきゅう
- Sansan
上げ始めたらキリがないのでここまでにしますが
CRMは現在多くの会社が導入しているサービスです。
2020年5月現在、Salesforceは全世界15万社以上で使われている、
世界No.1のCRMツールです。
ではSalesforceは他と比較してどのような点が優れているのでしょうか。
その理由をご説明します。
シェアNo.1だからこそのサービスの充実度
Salesforceは設立から約20年間の顧客の成功にフォーカスしてきました。
その結果、CRMに必要な機能が最低限備わっている為、
簡単にCRMのサービスを自社に導入することができます。
また、営業だけでなく、コールセンターや派遣作業員、マーケティングの
機能も備えているので全てを網羅した、
一貫したサービスを顧客に提供することができます。
プログラミング経験なしでもカスタマイズ可能
また標準的な機能だけでは物足りない場合、
自社にあった使い方にカスタマイズをすることももちろん可能です。
マウス操作のみでできることが数多くあり、
メールの自動送信や商談の管理などをプログラミングの高度な知識がなくても
簡単に設定ができます。
クラウドサービスであるということ
さらに、前述したように、クラウドサービスの為
IDとパスワードさえあれば全世界どこにいても
同じ環境に接続できるというのも大きな利点です。
また、Salesforceはセキュリティ面でも強力で
IPアドレスで制限をかけたり、
設定した時間以外はログインすることができなかったり、
と言った事を簡単に設定をすることができます。
Salesforceに関してご理解いただけたでしょうか。
当ブログの管理人はSalesforceに魅了されたITエンジニアの1人です。
まだいまいち掴めないと言った方は是非コメントやお問い合わせ
いただければと思います。
Salesforceについて少しでも興味を持っていただければ幸いです。