こんにちは、アンダーソンです。
今回もSalesCloudで出題されていたOutlookインテグレーションについてまとめて
いきたいと思います。
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違いを知る
なんかCMのセリフみたいですが、そうではないです笑
単純に製品の違いを知るという意味なんですが、現在Salesforceで新たに利用できる
Outlookインテグレーションは
Outlook インテグレーションと Lightning Sync
というものに変わっているらしいです。
ちなみに現在も使われているインテグレーションとして、Salesforce for Outlook
というのがあるんですが、試験ではこの違いや、これを移行する際に考慮しておく事。
などの問題が出ていました。
インテグレーションの目的
SalesforceとOutlookを繋ぎ込むメリットとしてはOutlookの操作とSalesforceの操作で
重複しているところがあるでしょ。そこを簡素化しましょうよってなもんです。
基本的には連絡先(取引先責任者)やカレンダーに記録している、行動やTodoを何度も入力することでデータの品質を下げないようにしましょうという大前提があります。
Salesforce for Outlookって?
インストールが必要な製品ということが
Trailheadをみているとあまりよく思われていない理由なのかもしれないですね。
できることとしては、取引先責任者、行動、Todoの同期やメールや添付ファイルを取引先責任者に追加したりをOutlook内で行えるというものでした。
Salesforce for OutlookはWinter19以降に新たに使用することができなくなっています。
Outlook インテグレーションとLightning Sync
なぜかこの二つはセットのように表記されているんですが、それぞれ別物なので気をつけましょう。
Salesforce for Outlookと大きく違うところはインストール不要のクラウドベースの製品ということです。こう言ったところも試験では問われる可能性があります。
Outlook インテグレーション
OutlookからSalesforceレコードにアクセスできるようにするための設定で、メールの記録やLightningアプリケーションビルダーを使えばOutlookに表示できるSalesforceのコンテンツも変更することができます。
Lightning Sync
取引先責任者や行動を同期させる設定です。
下記のシステム要件が必要になりますので注意です。
会社でいずれかが必要 | 有効化する設定 | 接続に使用可能な方法 |
---|---|---|
Exchange Online を含む Office 365 Enterprise Edition Exchange Server 2016Exchange Server 2013 Service Pack 1 | SSL 接続での Exchange Web サービス (EWS) Exchange 自動検出サービスExchange サーバおよび自動検出サービスの基本認証 暗号化プロトコル TLS 1.1 以降 | Exchange サービスアカウント |
Exchange Online を含む Office 365 Enterprise Edition | 以上 | OAuth 2.0 for Exchange |
まとめ
それぞれの製品の名前と特徴をしっかり抑えておきましょう。
ちなみに試験では全ての機能を同時に設定した場合というようなものも出ていました。
そんな時にはどうなるかなどの対策もしっかりとっておくと良いでしょう。
参考
Outlook インテグレーション
Salesforce for Outlook
Outlook インテグレーションと Salesforce for Outlook を同時に実行する場合の考慮事項
Lightning Sync における Salesforce for Outlook との同期の競合の管理方法
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