こんにちは、アンダーソンです。
今回の記事では、Salesforceのオブジェクトの解説をしていきたいと思います。

IT未経験で、
Salesforceを始めることになったけど、
そもそもオブジェクトが理解できない。
レコード?項目?
標準、カスタムオブジェクト?
何が何だか。。。

そんな方でも大丈夫です。
同じくIT未経験からSalesforceを始めたアンダーソンが
Salesforceのオブジェクトについて詳しく解説していきます。
この記事をみていただければ、
- オブジェクトについて理解できる。
- 標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いが理解できる。
- 項目や、レコードについて理解できる。
難しく考えずにリラックスして是非読んでみてください!
ではみていきましょう!
オブジェクトってなに?

SalesforceはCRM(顧客管理システム)を提供しているサービスです。
顧客管理というくらいなので、顧客に関する情報を管理するのが
一番重要なポイントです。
そのデータを管理するために、
Salesforceではオブジェクトという箱を用意しています。
この箱はデータベースと言われていて、
データベースはいくつものデータの塊のことです。
データベースはエクセルを思い浮かべていただくのが
一番わかりやすいかと思います。
エクセルでは
- 表(シート)
- 列(縦)
- 行(横)
の3つで構成されています。
オブジェクトもこの3つの構成でできています。
- オブジェクト→表(シート)
- 項目→列(縦)
- レコード→行(横)
と同じ意味です。簡単ですよね。
実際に画像も用意してみました。

ではそれぞれを細かくみていきましょう。
レコードってなに?

オブジェクトの中にはレコードが存在します。
レコードはエクセルにおける行です。
1行に付き、1つのデータを表します。
例えば、
メーカー | 車名 |
トヨタ | アクア |
トヨタ | アルファード |
トヨタ | カローラ |
トヨタ | ランドクルーザー |
上記のシートではトヨタというメーカーの車の種類を
表に表していることがわかります。
この場合トヨタ、アクアというのが1つのレコードになります。
Salesforceではこのレコードを何万件、何十万件と
入れることができます。
しかもそれらのデータはスムーズにどこからでも(許可されていれば)
見ることができますし、簡単に変更を加えることができます。
項目ってなに?

オブジェクト(シート)の中にある、エクセルで言うところの列でしたね。
先ほどのシートを思い出してください。
車のメーカーと車名だけが記載された表でした。
では先ほどの表から、セダンタイプの車をお客様におすすめするとなったら
どうやって探しましょう。
今のままでは難しいですよね。
他にも色やグレードなどさまざまな要件があると思います。
それを細かく分類するのが項目です。
では先ほどの表に一つ項目を加えます。
メーカー | 車名 | 種別 |
トヨタ | アクア | コンパクト |
トヨタ | アルファード | ミニバン |
トヨタ | カローラ | セダン |
トヨタ | ランドクルーザー | SUV |
これでセダンタイプの車がどれか一眼でわかるようになりました。
エクセルにおける列を追加することで
レコードをさらに細かく分類することができます。
Salesforceでは項目に型を決めることで、
あらかじめ入れるデータを決めておくことができます。
例えば、
数値型には数字しか入れられませんし、
チェックボックス型はチェックをするしないだけの項目です。
(詳細はこちら)
オブジェクトの種類を知っておきましょう!

ここまでレコードと項目をみてきました。
最後にその二つをまとめているのがオブジェクト(シート)です。
オブジェクトは多くの項目で多くの分類分けされたレコードを
置いておくことができる箱でした。
Salesforceではオブジェクトは2種類あります。
標準オブジェクトと、カスタムオブジェクトです。
では、それぞれの違いをみてみましょう。
標準オブジェクト
Salesforceに初めから用意されているオブジェクトです。
Salesforce社が想定している基本的な顧客管理を行うのに
必要だと考えられているオブジェクト(シート)です。
代表的なオブジェクトをご紹介します。
- 取引先
- 取引先責任者
- 商談
- リード
- ケース
- 契約
- 注文
- Todo
これらのオブジェクトはSalesforceを知る上でよく聞く言葉だと思います。
覚えておいても損はないと思いますので是非覚えておきましょう。
カスタムオブジェクト
こちらは標準オブジェクトとは違い、自分で作成できるオブジェクトです。
会社独自の施策や、必要に応じて要件に沿ったオブジェクトを作成できます。
1から作ることができるので、項目や、そのオブジェクトでの決まり事など、
柔軟にカスタマイズすることが可能です。
Salesforceでは設定画面から簡単にオブジェクトを作成することができますので
是非実際に試してみてください。
今回もご覧いただきありがとうございました。
Salesforceにおけるオブジェクトは基礎中の基礎なんですが、
実際に僕自身もちゃんと理解するまでに時間がかかりました。
カスタムオブジェクトを作ってみたりして実際に試してみましょう!