こんにちは、アンダーソンです。
今回はエンタープライズテリトリー管理について書いていきます。
ざっくり使い始めと設定の仕方あたりまでまとめてます。
エンタープライズ?
そもそもエンタープライズとはどういう意味なのでしょうか。
直訳すると、冒険や事業と言った意味があるようです。
事業としてテリトリーを管理するという概念が正しいのかと思います。
設定してみよう
エンタープライズテリトリー管理は最初から使えるわけではなく、管理者による設定が必要です。
設定→テリトリーの管理→設定から
企業テリトリー管理を有効化
を押しましょう。
すると4つのオブジェクトに対してのアクセス権の設定ができます。
- 取引先のアクセス権
- 取引先責任者のアクセス権
- 商談のアクセス権
- ケースのアクセス権
をそれぞれ決めていき、保存を押せば一旦設定は完了です。
基本的にはテリトリーに関連したアクセス権を決めていきます。
テリトリー種別とテリトリーモデル
テリトリーを作成していくにはまず、テリトリー種別とテリトリーモデルを決めていきます。


今回はTrailheadを参考にしながら設定をしていきました。
テリトリーモデルはロールのような構成になっており、テリトリーモデルの下に階層としてテリトリーを割り振っていきます。
さらにその下に子テリトリー、孫テリトリーといった形で決めていくことができます。

割り当てルールの作成
作成したモデル、階層に対してルールを作成して、割り当てていきます。
テリトリーモデル→ルールの表示→新規ルールから作成できます。

今回は取引先の請求書住所が大阪府で始まる場合は大阪のテリトリーに割り振るという条件です。
条件を作成したら、テリトリー名、ルールの割り当てからルールを割り当てて、実行すれば、
条件に合致した取引先がテリトリーに割り当てられます。
手動での割り当て
ルール以外にも手動でテリトリーを割り当てることもできます。
同じくテリトリー名から、手動で割り当てた取引先から取引先の追加を押して追加していきます。

ユーザの割り当て
同じくテリトリー名から、そのテリトリーに割り当てるユーザを選びます。

テリトリーモデルを有効化
ここまでやれば準備ができたので実際にテリトリーモデルを有効化します。
テリトリーモデル画面の有効化ボタンを押せばOKです。
まとめ
ざっくり使い始めまでをまとめてみました。
試験に出るポイントとしては、
テリトリー種別(優先度を決めておく)、テリトリーモデル、テリトリー階層(ロールみたいなやつ)、それぞれに割り振る割り当てルール、手動割り当て、ユーザの割り当てあたりかなと思います。
記事内では細かく書かなかったですが、テリトリー種別の優先度は100がMAXではなく
任意で決めることができるというのも試験では問われたりするので押さえておきましょう。
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