こんにちは、アンダーソンです。
今回からFieldServiceLightning(FSL)の資格取得のための
用語解説&オブジェクト構成や実装によってできることなどを
解説していきます。
今回はFSLの実装の目的やメリット、できることなどをまとめています。
FieldServiceLightningとは?
SalesforceでのServiceとは、ServiceCloudを意味しますが、
ServiceCloudでできることは顧客のサポートをするためのツールで、
いわゆるコールセンターのような問合せ窓口などの業務に向いたツールです。
FieldServiceLightningは『Field』という名前がついている通り、
現場を回っている作業員などの行動を管理し顧客のサポートを
ServiceCloudと併せてさらに強力なものにしてくれます。
簡単にFieldServiceLightningでできる事をまとめました。
- 現場作業員などの行動の管理や作業の進捗管理ができる。
- 最適な作業員を最適な現場に派遣するための自動化ツールなども用意されている。
- エリアや営業時間を管理できるため、効率の良い派遣が可能になるため
コストカットに繋がる
以上だけでなく他にもたくさんメリットはあります。
Serviceと名前がついているだけありServiceCloudとの連携も
抜群で、顧客のケースの作成や現場作業員への作業指示の作成から
作業員の派遣、作業の進捗度合いの確認やアップセルまでを
スムーズに行うことができます。
またFieldServiceLightning専用のiPhoneアプリがリリースされており、
現場からレコードの編集なども用意に可能になっています。
(オフライン状態でもレコードの編集ができたり、お客様にサインをもらったり、
かなりの高機能!)
どんな業種が導入しているの?
Salesforceの公式HPから一部を引用させていただくと
次のような業種です。
- 機械工業
- 電気工事業
- 通信業
- 介護・福祉事業
- 運送業
その他にもたくさんありますが、これらの企業に共通しているのが
派遣された作業員や、外勤の営業マンのようなフィールドスタッフ
がいるということです。
また、突発的な作業が必要な業種も多いのが特徴です。
お客様から突然の問合せがきて現場作業員を派遣する。。。
このような流れでもFSLを導入していれば
スムーズな派遣が可能になるということです。
導入のメリットは??
ではFieldServiceLightningを導入することで得られるメリットは
どのようなことになるでしょうか。
下記にまとめてみました。
- 移動時間の効率化
- 最適な作業員を派遣できる事による作業コスト削減
- 時間管理を徹底することで残業時間の削減
- 派遣できる作業員のリソース管理を最適に行えるため対応できる案件数が増加
コンサルタントとしてFSLを導入する際はこのような点にも注力しながら
どのようにして構成していくかを考えていく必要がありそうですね。
また、SalesforceのHPでは非常に挑戦的なワードが笑
『まだ”紙”を持って現場に行ってませんか?』
この感じいいですね笑
僕も以前営業マンだった頃、契約のための書類をカバンに入れて外回り
していましたが、カバンが重すぎて手に豆ができた事を覚えています。
コロナの影響もありテレワークが進み、ハンコ文化やペーパーレスが
注目を浴びている中で、ずっと以前からこのような投げかけをしていた
Salesforce。さすがですね笑
今回はFieldServiceLightningがどのようなもので、実装によるメリットなどを
解説してきました。
まずはしっかり基本的なところを抑えていきましょう!
次の記事では用語集をまとめています。FSLは標準オブジェクトが多いので
是非目を通しておいてください。
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